通訳者を雇う際にどんなことを考慮すべきか?


投稿者:Site Admin | 2020/10/21
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世界がグローバル化を続ける中で、企業のビジネスを他の国に拡大することがカギとなる成功因子の1つです。ビジネスを拡大する過程で、ターゲット国の言語でのコミュニケーション方法を考えるべきです。多くの研究は、言葉の壁がビジネスのグローバル化を妨げることを示しています。ターゲット言語でうまくコミュニケーションを取れない場合、ビジネスの意図の意味が歪み、ビジネス関係に損害を与える可能性があります。 

 ハーバード・ビジネス・レビューが行った調査によると、インターネット利用者の56%が、自分の言語で情報を得ることが価格よりも重要であると答えています。これは、クライアントがスムーズなコミュニケーションを高く評価することを示しています。

そのため、言葉の壁を減らす最も簡単な方法はなんでしょうか。良い解決策は、会社のために、または少なくともいくつかの短期イベントのために通訳・翻訳者を雇うことです。通訳者を雇う際に考慮すべき4つの事柄をご紹介いたします。

 

1. 通訳の種類

必要な通訳、必要な言語ペア、予算など、基本的な質問から始める必要があります。例えば、ベトナムでビジネスマッチングイベントに参加している韓国企業の場合は、短期イベントで通訳できる韓国語・ベトナム語通訳者を予算内で探す必要があります。または、日本のバイヤーとの契約を計画している中国のサプライヤーの場合も中国語と日本語の両方に堪能で、商談や契約交渉に精通している通訳を探す必要があります。他の通訳種類とモードについては当社の記事「通訳モードと通訳種類」に具体的に記載されていますのでご参照ください。

 

2. 地点

次に、通訳者の現地も必要です。見つけた完璧な通訳者がイベントが行われる場所の近くにいない場合は、追加交通費を支払う必要があります。特にコロナウイルスの大流行の中、通訳者の通勤が難しくなるかもしれません。このような場合は、ビデオ会議技術を使用して通訳をするリモート通訳者を雇うことを検討できます。

 

3. 通訳者の経歴

通訳者の資格情報を調べることが重要です。特に通訳者の年齢、学歴、職歴、通訳者として参加したイベント、および通訳者が得た各能力評価試験の点数を確認すべきです。しかし、すべての通訳者が自分の経歴について真実を公開しているわけではないのでご注意ください。

 

4. 以前の評価

The US Office of Evaluation Sciences Releases 2016-2017 Results –  Association for Psychological Science – APS

通訳者が以前働いていたクライアントのリストを提供することを要求できます。これは、通訳者のプロフェッショナリズムのレベルと仕事の質を決定するのに役立つかもしれません。他の会社から紹介を受けた場合は、通訳者についてどう考えてているかを紹介者に事前に尋ねることができます。フリレンシアのようなプラットフォームには、通訳者がイベントでどのように行われたかについての評価、公開レビュー、プライベートフィードバックを書くことができる相互評価システムがあります。通訳者のプロフィールページで他のクライアントの以前のフィードバックは、通訳者を予約するかどうかを決定するのに役立ちます。

 

まとめ

通訳者の選択を急がないで時間に余裕を持って選択を確認し、上記の説明した注意点をご検討ください。通訳者の探し方を詳しく知りたい場合は、こちらの記事をご参照ください。

 

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